研究課題
基盤研究(C)
放送波(搬送波)の水平・鉛直磁場成分を同時に受信し、両者の位相差から地下電気伝導度分布の異常域を特定する装置を開発した。装置は小型・低コスト、取り扱いが容易な方式をめざしたが、ほぼこれを満足するものとなった。放送波の周波数は500. 1600kHz程度であるので、対象となる深度は約5m程度以下の浅部である。河川堤防での試験測定では、漏水と思われる位相の変化が観測され、電気伝導度異常の検出に有効であることが確認できた。
すべて 2010 2009
すべて 雑誌論文 (2件) 学会発表 (2件)
物理探査学会第123回学術講演論文集
ページ: 273-276
物理探査学会第121回学術講演論文集
ページ: 284-287