研究概要 |
平成21年度から、7割の女性が、なぜ第1子出産に伴い労働市場から離脱するのか、という問題関心につき、経営学的アプローチ(「やりがい感」、「POS」: Perceived Organizational Support:=知覚された組織サポート、「OCB」:Organizational Citizenship Behavior組織社会化)、社会学的アプローチ(「仕事と家庭の葛藤」、「配偶者の家事・育児参加」)による量的・質的研究を行い、国内学会で口頭発表を行い、論文を投稿をしてきた。 本年度は、本研究総括の年として位置づけ、海外での学会で研究成果を口頭発表することを目標に取り組んできた。2012年10月にPhoenixで開催されたNCFR(National Council on Family Relations)第74回年次大会にエントリーしたが、アクセプトされなかった。向学のため学会に参加予定であったが、日本キャリア教育学会と日程が隣接したため、NCFRを断念。そのかわり、NCFRの部会Duvall Family Studies Conference(University of South Florida, February14- 16, 2013)に参加し、Impact of the work-family conflicts on turnover intention and the division of household laborと題する口頭発表を行った。現在は、英語による投稿論文を作成中である。
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