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2009 年度 実績報告書

ロボエシックス基礎理論の構築

研究課題

研究課題/領域番号 21520004
研究機関東京大学

研究代表者

石原 孝二  東京大学, 大学院・総合文化研究科, 准教授 (30291991)

キーワードロボット工学 / 科学技術倫理 / ロボット倫理
研究概要

平成21年度は、ロボエシックスやロボティクスと社会との関係に関する書籍・文献の収集を行い、応用倫理研究会(北海道大学大学院文学研究科)において、ロボエシックスの展開・他の応用倫理分野との関係および今後の展望に関する講演を行った。また、2009年3月におこなわれたUTCP(東京大学グローバルCOE国際哲学教育研究センター)におけるワークショップ"The Present and the Future of the Philosophy of Technology : From a Japanese Perspective"では、ロボティクスにおける構成論的アプローチをロボエシックスのトピックとして捉えることの重要性について発表した。
2009年11月には、ワークショップ「ロボエシックス-ロボティクスと社会の未来像」を東京大学駒場Iキャンパスにおいて開催した(UTCPとの共催)。本ワークショップでは、連携研究者の高西淳夫教授(早稲田大学)のほか、柴田崇徳氏(内閣府)、小菅一弘教授(東北大学)、前野隆司(慶応義塾大学)、石井加代子特任教授(大阪大学)に講演を依頼し、ロボティクスの研究開発の動向と社会との関係について情報提供していただくとともに、一般参加者を交えてロボティクス研究と文化的背景との関係、ロボエシックスにおいて扱われるべきテーマなどに関する討論を行った。
また21年度は、22度において実施するロボティクス研究者に対するインタビュー調査のための予備調査(ロボティクス研究の現状の調査、候補者のリストアップ等)を行うとともに、試験的なインタビューとして、連携研究者の高西教授へのインタビューを行った。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2010

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] The Synthetic Approach as a Roboethical Issue : Japanese Robotics and Human Understanding2010

    • 著者名/発表者名
      Kohji Ishihara
    • 学会等名
      UTCP workshop "The Present and the Future of the Philosophy of Technology : From a Japanese Perspective," 9-10th March 2010
    • 発表場所
      東京大学
    • 年月日
      2010-03-10
  • [学会発表] ロボエシックスの展開と展望2010

    • 著者名/発表者名
      石原孝二
    • 学会等名
      応用倫理研究会
    • 発表場所
      北海道大学
    • 年月日
      2010-02-05

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公開日: 2011-06-16   更新日: 2016-04-21  

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