研究課題
基盤研究(C)
本研究は、ソクラテスが知の所有者であることを否認しつつ(無知の自覚) 、 他方で自分こそが真理を語る者であると断言するという矛盾とみえる事態の解明に取り組み、ソクラテスの真理の捉え方がイデア論と通底しているという仮説の検証を行った。その結果、真理主張には想起というレトロスペクティヴな構造が関わっていることを明らかにし、さらに『国家』の魂論・友愛論の分析によって自分自身との関係性が正義の核にあることを論証した。
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静岡大学人文社会科学部紀要『人文論集』
巻: No.63-2
DOI:10297/7069
apan Studies in Classical Antiquity
巻: vol.1 ページ: 87-97
理想
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神戸大学人文学研究科『21世紀倫理創世研究』
巻: 第3号 ページ: 18-33
静岡大学人文学部 人文論集
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ギリシャ哲学セミナー論集
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