• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2011 年度 研究成果報告書

老後生活のQOLと「場」に関する日中比較研究

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 21520015
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 哲学・倫理学
研究機関広島大学

研究代表者

松井 富美男  広島大学, 大学院・文学研究科, 教授 (60209484)

研究協力者 王 官成  中国, 重慶工業職業技術学院, 教授
王 艶玲  中国, 長江師範学院, 副教授
呉 献萍  中国, 中南林業科技大学, 副教授
研究期間 (年度) 2009 – 2011
キーワード比較哲学 / 老い / QOL / 場
研究概要

老いの「場」の概念及びその形成条件を解明し、高齢者の自殺防止の一助となる「場」のモデルを提示した。また一般的なQOLと異なり、老いのQOLが主観的で「生きがい」と親和性を持つことを明らかにした。さらに中国の家庭介護の実態調査をして、独居老人が自分の生活スタイルを変えようとしない理由に「場」の喪失への不安があること、また老いの「場」が高齢者に「生きがい」を与えることで老いのQOLが向上することを明らかにした。

  • 研究成果

    (7件)

すべて 2012 2011 2010 2009 その他

すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (2件) 備考 (1件)

  • [雑誌論文] 中国における「空き巣老人」という社会現象をめぐって-老いに関する日中比較研究-2012

    • 著者名/発表者名
      松井富美男
    • 雑誌名

      HABITUS

      巻: 16巻 ページ: 27-42

    • 査読あり
  • [雑誌論文] QOL概念の再検討-生命倫理及び老い研究のキーワード-2011

    • 著者名/発表者名
      松井富美男
    • 雑誌名

      「総合人間学」実施報告書

      ページ: 54-64

  • [雑誌論文] 老いの「場」の研究-自殺防止のための「場」を求めて-2010

    • 著者名/発表者名
      松井富美男
    • 雑誌名

      広島大学大学院文学研究科論集

      巻: 第70巻 ページ: 1-17

  • [雑誌論文] 老いの「場」に関する基礎的研究2010

    • 著者名/発表者名
      松井富美男
    • 雑誌名

      広島大学大学院文学研究科論集

      巻: 第69巻 ページ: 1-19

  • [学会発表] 老いと生命倫理2011

    • 著者名/発表者名
      松井富美男
    • 学会等名
      現代倫理学国際検討会-現代倫理学に関する国際シンポジウム-(招待講演)
    • 発表場所
      西南大学(中国重慶市)
    • 年月日
      2011-09-14
  • [学会発表] 日本生命倫理の過去・現在・未来2009

    • 著者名/発表者名
      松井富美男
    • 学会等名
      招待講演
    • 発表場所
      長江師範学院(中国重慶市)
    • 年月日
      2009-09-24
  • [備考]

    • URL

      http://home.hiroshima-u.ac.jp/fmatsui/index.htm

URL: 

公開日: 2013-07-31  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi