研究課題
基盤研究(C)
本研究は、ラヴァーターやリヒテンベルクに見られる、人間の顔からその心の状態や性格を推理する伝統的な観相学を拡張し、自然の諸事物、地域、風景に、それらを特徴づける相貌を、全体印象すなわち雰囲気として見て取る観点を明らかにしようとした。特に、アレクサンダー・フォン・フンボルトの植物観相学が、風景として現れる自然の地域の特徴を、植生に即して全体印象の下に雰囲気的に把握した、風景の生態・現象学的研究の先駆形態であることを示すことができた。
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すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件)
ぷらくしす
ページ: 125-138
徳島大学総合科学部人間社会文化研究
巻: Vol.19 ページ: 1-16
シェリング年報
巻: Vol.19 ページ: 120-128
巻: Vol.18 ページ: 97-112