研究課題
基盤研究(C)
近現代哲学においては二つの潮流がある。一方は、超越論的哲学としての究極的基礎づけ主義であり、他方は、経験主義における相対主義あるいは懐疑主義である。本研究の目的は、近代哲学のこれら二つの立場を同時に克服することである。そのためにメルロ=ポンティの哲学に着目した。彼の哲学の特徴は、主知主義と経験主義を彼の独自のパースペクティヴ主義の立場から乗り越えようとすることである。本研究は、この目的達成のために、彼の言語論と歴史哲学に定位するものである。
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哲學年報(九州大学大学院人文科学研究院紀要)
巻: 第73輯 ページ: 1-17
西日本哲学年報(西日本哲学会編)
巻: 第21号 ページ: 111-135
巻: 第72輯 ページ: 1-28
生と死の探求(九州大学出版会)
巻: (所収) ページ: 2-20
カントを学ぶ人のために(有福孝岳・牧野英二編)
巻: (所収) ページ: 241-255
哲學年報(九州大学人文科学研究院紀要)
巻: 第70輯 ページ: 1-39
ARTing―特集1:アートと場所, 特集2:文字の宇宙
巻: 第2号 ページ: 92-103