研究課題
基盤研究(C)
本研究は、生命倫理学における安楽死・尊厳死論とキリスト教との関連性を歴史的・社会的に解析する企てである。その成果として、(1)生命倫理学黎明期のキリスト教神学者、J.フレッチャーの原著作の蒐集、(2)彼の"Dysthanasia","Anti-Dysthanasia"概念と日本の「尊厳死」言説との関係の解析、(3)安楽死・尊厳死運動において切腹や棄老伝説における「自死」が日本人の美徳としてキリスト教と対置されていること、(4)臓器提供を「自己犠牲」として期待する語りの構造を明らかにした。
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リハビリテーション
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現代思想
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医学哲学医学倫理
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立命館産業社会論集
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