研究課題
基盤研究(C)
学説の言葉が解説の言葉として朱熹によって意識的に形成されたことの意義、また、朱熹の初伝において自分自身のための学びという思想が継承される様相を明らかにした。そして、地域に生きる士人としての朱熹の心性が学説テキストとして朱子学理論に組みこまれるしくみについて説明した。これらを併せ、朱熹思想が「朱子学」に変化する転換点を考察した。
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伊原弘編『中国宋代の地域像-専制国家と地域-』岩田書院
ページ: 179-208
吉田公平教授退休記念論文集刊行会編『哲学資源としての中国思想』研文出版
ページ: 92-115
ミネルヴァ書房
ページ: 245-273
市來津由彦他編『江戸儒学の中庸注釈』汲古書院
ページ: 203-220
東洋古典学研究
巻: 第32集 ページ: 25-47
呉震主編『宋代新儒学的精神世界-以朱子学為中心』華東師範大学出版社
ページ: 187-200