研究課題
基盤研究(C)
『大戴礼記』中の千乗、四代、虞戴徳、誥志、小辨、用兵、少間の七篇について、詳細な訳注を作成した。また、その資料的性格の再検討を行い、これらがほぼ『漢書』芸文志所載の『孔子三朝(記)』に相当すること、今本が一度大きな攪乱を被って再編集されたものであること、その成立が『左伝』や荀子を溯るものであることを示すとともに、その思想的特質から、これらが両戴記の中で比較的孤立した一群をなすものであることを明らかにした。
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鹿児島大学教育学部研究紀要(人文・社会科学編)
巻: 第63巻 ページ: 1-22
巻: 第62巻 ページ: 1-23
南京師範大学文学院学報
巻: 総第61期 ページ: 20-32
中国研究集刊
巻: 総50号 ページ: 84-102