研究概要 |
平成23年度は、3年計画の最終年にあたり、同時に、第1期(平成17年度~平成18年度)、第2期(平成19年度~平成20年度)と進めてきた本研究の最終期にあたり、また、総計7年にわたる研究活動の最終年でもある。この間、第1期には、『術数書の基礎的文献学的研究-主要術数文献解題-』(総200頁)を公刊し、第2期には同・続編(総101頁)をまとめ、当第3期には同・第三編(総135頁)を出した。7年間の研究をざっと回顧してみると、第1期の研究の枠組みは、1,易占書、2,風水書、3,澤日・通書、4,沖縄の術数文献、というものであり、この枠組みは第3期に至るまで基本的に変わらなかったが、第2期には大野裕司氏を新たにメンバーに加えて、出土術数書というジャンルを増加し、第3期には朝鮮の術数書を追加し、藤本幸夫氏と白井順氏に協力を仰いだ。なお、第3期にはまた、相人書を新増することができた。最終的なメンバーとその担当は以下の通りである。 研究代表者:三浦國雄(大東文化大学文学部教授)全体の総括擇日書・通書・相人書 研究分担者:山里純一(琉球大学法文学部教授)沖縄の術数文献全般 研究分担者:藤本幸夫(麗澤大学言語教育研究科教授)朝鮮の術数書全般 研究協力者:宮崎順子(関西大学非常勤講師)風水書 研究協力者:奈良場勝(暁星高等学校教諭)易占書 研究協力者:大野裕司(日本学術振興会海外特別研究員、台湾大学客員研究員)出土術数文献全般 研究協力者:白井順(学習院大学東洋文化研究所客員研究員、ソウル大学章閣韓国学研究院客員研究員)朝鮮の術数書
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