研究課題
基盤研究(C)
本研究は、古代末期北アフリカ、ヒッポのキリスト教司教アウグスティヌスの「貧困」理解を取り扱い、時代の転換期における「貧困」に関して、彼がいかなる洞察を有し、実践的に関与したかを、彼の初期作品、民衆に語った『説教』、『神の国』、および『詩篇講解』等の原典読解を通じて解明した。これによって、「貧困」についての「霊性化」という彼の思想の一貫した傾向を見出している。本研究は、オーストラリアや韓国の研究者との有益な交流を通して推進された。
すべて 2011 2010 2009
すべて 雑誌論文 (5件) (うち査読あり 4件) 学会発表 (12件) 図書 (1件)
Patrisica
巻: Volume 3 ページ: 69-83
東北学院大学キリスト教文化研究所紀要
巻: 第28号 ページ: 1-17
SCRINIUM
ページ: 120-129
Prayer and Spirituality in the Early Church
巻: vol.5 ページ: 283-299
巻: vol.5 ページ: 299-306