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2010 年度 実績報告書

障壁画の画題・表現・機能―会所から城郭へ―

研究課題

研究課題/領域番号 21520099
研究機関京都工芸繊維大学

研究代表者

並木 誠士  京都工芸繊維大学, 工芸科学研究科, 教授 (50211446)

キーワード美術史 / 障壁画 / 画題 / 狩野派 / 屏風絵
研究概要

本年度は、昨年度までに調査をおこなった一連の韃靼人図の体系化についての研究発表をおこなった(5月15日、意匠学会)。発表内容については、平成23年2月に意匠学会に投稿、査読を経て、23年7月刊行の『デザイン理論』77号に掲載が決まっている。また、昨年度調査をおこなった久遠寺障壁画、名古屋市総見寺花鳥図(もと障壁画)、愛知県正宗寺所蔵花鳥図(もと障壁画)、名古屋市興正寺所蔵屏風(もと障壁画)などについての調査結果は、『愛知県史文化財編』執筆にあたり参考とし、また、名古屋市文化財指定の報告書として提出した。これら「元障壁画」の調査は、これまでは体系的になされていなかったため、基本データの呈示から作業を始めた。また、22年4月には、京都市無隣庵の壁画を、23年2月には宇和島市立伊達博物館において、やはり元障壁画である「唐人物図」「花鳥図」の調査をおこなった。無隣庵障壁画に関しては報告書を作成した。
さらに、田中本家博物館所蔵「花鳥図」について論文を執筆した。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2010

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] 田中本家蔵花鳥図屏風について2010

    • 著者名/発表者名
      並木誠士
    • 雑誌名

      美術フォーラム21

      巻: 22号 ページ: 6-13

    • 査読あり
  • [学会発表] 韃組人図の受容と展開に関する-試論2010

    • 著者名/発表者名
      並木誠士
    • 学会等名
      意匠学会
    • 発表場所
      大阪芸術大学
    • 年月日
      2010-05-15

URL: 

公開日: 2012-07-19  

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