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2012 年度 研究成果報告書

南インド、ケーララ地方に現存するヒンドゥー教壁画の技法的・様式的研究

研究課題

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研究課題/領域番号 21520106
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 美学・美術史
研究機関京都市立芸術大学

研究代表者

定金 計次  京都市立芸術大学, 美術学部, 教授 (40135497)

研究期間 (年度) 2009 – 2012
キーワード美術史 / 南インド / ヒンドゥー教 / 壁画
研究概要

ケーララ地方のヒンドゥー教壁画は、現存作例に関する限り12世紀に現れ19まで描き続けられ、16世紀に独自の技法・様式が完成した。ケーララ地方壁画が完成を迎えるに至った条件は、種々想定出来るが、当地域に木造寺院建築及び木彫の伝統が確立したことと、ヨーロッパ人が多く来航し、ヨーロッパ絵画が多数齎されたことが特筆される。他地域には見られない極めて特徴的な壁画様式が完成するためには、地域独自の造形文化を形成する動きと、国際的な造形文化の影響とが大きく作用したと見るべきである。

  • 研究成果

    (7件)

すべて 2012 2011 2010

すべて 雑誌論文 (6件) (うち査読あり 1件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] マッタンチェーリ宮下階階段室「シヴァとパールヴァティーの結婚」壁画2012

    • 著者名/発表者名
      定金計次
    • 雑誌名

      美(京都市立芸術大学美術教育研究会)

      巻: 第187号 ページ: 1-2

  • [雑誌論文] マッタンチェーリ宮下階貴婦人部屋「女性達と戯れるクリシュナ」壁画2012

    • 著者名/発表者名
      定金計次
    • 雑誌名

      美(京都市立芸術大学美術教育研究会)

      巻: 第186号 ページ: 1-2

  • [雑誌論文] マッタンチェーリ宮上階階段室「シヴァとパールヴァティー」壁画2011

    • 著者名/発表者名
      定金計次
    • 雑誌名

      美(京都市立芸術大学美術教育研究会)

      巻: 第185号 ページ: 1-2

  • [雑誌論文] マッタンチェーリ宮上階王寝所『ラーマーヤナ』壁画2011

    • 著者名/発表者名
      定金計次
    • 雑誌名

      美(京都市立芸術大学美術教育研究会)

      巻: 第184号 ページ: 1-2

  • [雑誌論文] インド・ケーララ州の王宮壁画2011

    • 著者名/発表者名
      定金計次
    • 雑誌名

      視覚の現場

      巻: Vol. 8 ページ: 32-33

  • [雑誌論文] 一世紀中頃乃至二世紀前半のインド彫刻に見られるターバンの形式変化-石彫作例の制作年代に関する一指標として-2010

    • 著者名/発表者名
      定金計次
    • 雑誌名

      西南アジア研究

      巻: No. 73 ページ: 19-51

    • 査読あり
  • [図書] 図像学 I-イメージの成立と伝承(密教・垂迹)2012

    • 著者名/発表者名
      津田徹英
    • 総ページ数
      396
    • 出版者
      仏教美術論集2

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公開日: 2014-08-29  

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