研究課題
基盤研究(C)
本研究では、プラトンの思想の中でのアイステーシス論を分析して、それが哲学的思索の構造へ組み入れられていることを示した。このアイステーシス論が『パイドン』において確立されており、それが『国家』では展開されて、とりわけ現れの受容の場面における<尺度>の概念が感覚機能と知性的認識とを結びつける役割を果たしていることを確認できた。このように、プラトン思想におけるアイステーシスの位置づけを再評価した。
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広島市立大学芸術学部・芸術学研究科紀要
巻: 第16号 ページ: 30-36
巻: 第15号 ページ: 52-58