研究課題
基盤研究(C)
本研究の目的は、日本近世における美的世界の構造を把握することにある。そのため、一方で、歌麿や広重の画業を手がかりにして、「面白い」「可愛い」という反応的/情緒的性質が、日本の視覚文化で重要な役割を果たしていることを明らかにした。他方で、北斎の画業を手がかりにして、「雅俗二元性」という江戸時代の文化モデル――雅は、品格がある/冷たいのに対して、俗は、卑俗である/暖かい――の妥当性を改めて確認した。
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文化学年報
巻: 第62輯 ページ: 245-261
経済学論叢
巻: 第64巻第4号 ページ: 1-36
京都美学美術史学
巻: 第11号 ページ: 1-41
巻: 第61輯 ページ: 47-66
平成20-23年度科学研究費補助金(基盤研究(B))研究成果報告書『文化遺産としての大衆的イメージ――近代日本における視覚文化の美学美術史学的研究』
ページ: 207-233
第5回深〓水墨論壇論文集
ページ: 191-228