研究課題
基盤研究(C)
可搬型の蛍光X線分析装置や可視反射分光分析装置、さらには高精細蛍光画像撮影などの手法を用いて、時代を代表する日本絵画を科学的に調査し、彩色材料の時代的変遷に関する調査研究を行った。特に、室町期から桃山期の絵画に着目して、いくつかの作品を調査した結果、鉛白と胡粉の利用に関する興味深い使用例を見出すことができ、日本絵画における白色顔料の変遷について重要な科学的データを取得することができた。
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (2件)
保存科学
巻: 51 ページ: 19-29
首里城研究
巻: 12 ページ: 38-52