研究課題
基盤研究(C)
1930 年代、ハイデガーの影響のもと、中井正一は、映画とル・コルビュジエの機械美学について論じた。また、中井は映画に「無気味なもの」や「無意識」の暴露を認め、これをハイデガーの存在概念と結び付けた。これらのことから本研究は、中井の機械美学にある精神分析的側面が、ル・コルビュジエの後期建築スタイル=ブルータリスムのシュルレアリスムとそれに先立つ彼の機能主義的美学との関連を精神分析的に考察することを可能にすると考え、彼の存在論的・精神分析的な機械芸術理解を明らかにした。
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意匠学会編『デザイン理論』
巻: 61号
島根大学法文学部言語文化学科編『島大言語文化』
巻: 33号 ページ: 99-128
島根大学法文学部言語文化学科紀要 『島大言語文化』
巻: 30号 ページ: 139-157
巻: 27号 ページ: 81‐104