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2009 年度 実績報告書

日本の篆刻に関する基礎的研究

研究課題

研究課題/領域番号 21520144
研究機関熊本大学

研究代表者

神野 雄二  熊本大学, 教育学部, 教授 (60330669)

キーワード美学 / 美術史 / 日本史 / 芸術諸学 / 篆刻学
研究概要

本研究の目的は以下の通りである。
日本における印章や篆刻の研究、なかでも篆刻家や印譜の、広い視野に立った体系的な研究はまだ殆んど行われていない。まさに未開拓の学術領域であり、考古学、古文書学、美学・美術史などに大きい成果をもたらすものと確信する。
本研究は、「日本の篆刻」の歴史的、文化史的な解明を目的とする。総括的には、日本の印学の体系化を目指す。具体的には、印章や篆刻、篆刻家に関する文献・資料の調査、収集、整理、分析、研究をする。調査は、博物館・美術館・図書館・個人の収蔵家を訪問しての資料の撮影、聞き取りや、データーのファイル化が中心となる。これまで収集した文献・資料の分析、研究をする。
上記の目的に基づき、今年度は、印章や篆刻、篆刻家に関する文献・資料の調査、収集、整理、分析、研究を行った。特に、これまで収集した文献・資料を基に、日本の印章や篆刻に係る通史を執筆した。また、中国、朝鮮、日本三国の印の類似点や相違点を明らかにした。
また、古書店、古美術店、個人の収蔵家等から資料の収集を行い、篆刻家に関する文献・資料の調査、整理、分析、研究を進めた。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2010

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] 日本印人研究―日本印史とその特色―2010

    • 著者名/発表者名
      神野雄二
    • 雑誌名

      国語国文研究と教育 第48号

      ページ: 151-167

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公開日: 2011-06-16   更新日: 2016-04-21  

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