戦時下から冷戦期にかけて、ポーランドの前衛美術の果たした役割について調査し、前衛のルーツとその発展についての本研究のまとめを行い、「ポーランドの前衛」について包括的研究を実施し、芸術が社会とどのように関わっているのかといった点にも注目した。7月にはワルシャワのアダム・ミツキェヴィチ協会の協力を得てワルシャワ近代美術館等において聞き取り調査を実施し、また申請者の所属する国際美学会主催の第19回大会において発表し、研究者との意見交換を行った。また8月以降は本研究のまとめとして報告書の執筆と研究成果の公開に取りくんだ。なお、平成26年度に研究成果公開促進の助成を受け、書籍として刊行の予定である。
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