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2009 年度 実績報告書

昭和江戸小唄の世相観と座敷舞踊の表現-昭和十二年~十五年「舞踊小唄名曲集」の分析

研究課題

研究課題/領域番号 21520155
研究機関明海大学

研究代表者

矢島 ますみ  明海大学, 経済学部, 准教授 (80220135)

キーワードSPレコード / 小唄舞踊 / 舞踊小唄
研究概要

本研究は、株式会社日本蓄音器商会(日本コロンビアの前身)が昭和12年から15年に、当時の一流の歌い手や作詞家、舞踊家の協力のもとに『視るレコード』として発行した「舞踊小唄名曲集(SPレコード48枚)と舞踊小唄解説集(舞踊写真入り解説書96冊)第一集~四集」を資料としながら、昭和初期の小唄の文芸的な特徴と、その内容を身体化した江戸小唄振り・小唄舞踊の『粋(意気)』な表現技法の特徴を分析することによって、昭和初期の小唄をめぐる座敷舞踊文化の一様相を浮かび上がらせることを目的とするものである。初年度では、まず、(1) "小唄に合わせて踊る"という舞踊の発展の歴史と、(2) "小唄にあった舞踊"、"舞踊にあった小唄"の特徴について考察を行い、そして、(3) 「舞踊小唄名曲集/舞踊解説集1集~4集」の96作品のうち、"SPレコード音源"と"解説書"が揃っている50曲(作品)を対象に、レコードからの歌詞の抽出と、舞踊家の協力のもと舞踊小唄解説書に記載されている振付内容の確認を行なった。

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公開日: 2011-06-16   更新日: 2016-04-21  

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