研究課題
基盤研究(C)
日本中世における宗教と芸道および文学との関係について、〈読経道〉を中心として考究し、特にその音楽的側面について明らかにした。読経道の口伝書における「読経音曲」に関わる言説を翻刻し、解読を行った。読経音曲の骨格が明らかとなり、唱導や平曲と密接な関わりが認められるに至った。また、新たな読経道テキストが見いだされ、併せて書写山や四天王寺などの、口伝継承・伝承生成の場の存在が具体的に確かめられた。
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千葉大学『人文研究』
巻: 41号 ページ: 205-240
科学研究費報告書『「もの」とイメージを介した文化伝播に関する研究-日本中世の文学・絵巻から-
ページ: 146-149
科学研究費報告書『「もの」とイメージを介した文化伝播に関する研究-日本中世の文学・絵巻から-』
ページ: 92-96
巻: 39号
富士市立博物館『六所家総合調査だより』
巻: 6号 ページ: 6-9
『巡礼記研究』第九集、近刊