研究課題
基盤研究(C)
中世日本における身体や性に関する見方は、近代以降とは大きく異なったものがある。本研究は、古典の注釈テキスト、仏教・神道テキストを中心に、未開拓の諸文献の発掘を通じて、中世特有の身体や性をめぐる思考形態を浮き彫りにした。これまで異端として扱われてきた身体や性にかかわる言説が、じつは広く中世人の知的教養の基盤を形づくるものであったことが本研究によって明らかとなった。
すべて 2012 2011 2010 2009
すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (3件) 図書 (4件)
摂大人文(摂南大学紀要)
巻: 第19号(刊行予定)
説話文学研究(説話文学会)
巻: 第45号 ページ: 19-28