研究課題
基盤研究(C)
南北朝から室町時代にかけて成立したと見られる往来物-異制庭訓・新撰遊覚・新札・尺素の4往来を中心に内容を分析した。その結果、これらが新興武士階級の"必須教養"を内容とし、それらは伝統的な貴族の教養と多くの部分で重なること、また、これら往来物は、家職の展開と共に数多く執筆された家々の秘伝書類を参照・引用しつつ制作されたこと等が知られた。併せて、武士の教養が意外な程の多様性を持つことも明らかになった。
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島根県立大学短期大学部紀要
巻: 50号 ページ: 43-52
巻: 50号 ページ: 31-42
巻: 49号 ページ: 1-8
巻: 49号 ページ: 9-21
巻: 48号 ページ: 1-11