研究課題
基盤研究(C)
近世英国演劇における挿入歌は、当時の「流行歌」の援用・改作であったり、逆に劇から社会に流出して援用される際に、文脈的にみて興味深い双方向性を持っている。また音楽史の研究成果から、演奏形態を手がかりに上演された劇場の構造や規模などについて推測することで、たとえばシェイクスピアの『お気に召すまま』が大衆劇場ではなく、エリザベス女王の御前上演された可能性を検証し、新歴史主義的読解を修正することを試みた。
すべて 2011
すべて 雑誌論文 (1件)
岩手大学英語教育論集
巻: No. 13 ページ: 113-128
http://ir.iwate-u.ac.jp/dspace/simple-search?query=境野直樹 & start=0掲載予定