研究課題
基盤研究(C)
トニ・モリスンの文学テクストにはおとぎ話・民話・歴史等の物語の枠組みが見られる。しかし、表面的な枠組みはやがて換骨奪胎され、まったく異なる物語の枠組み、すなわち物語の深層構造が現れてくる。このような物語構造の特徴は、物語内容と深い関係をもっている。つまりそれは人と人との関係性の暗喩なのである。モリスンの小説において、血縁、人種、性、階級等に拠る通常の関係が無効にされ、まったく新しい関係が取り結ばれてゆくさまを検証した。
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ことばの世界(愛知県立大学高等言語教育研究所年報)
巻: No. 5 ページ: 111-123
ことばの世界
巻: No. 4 ページ: 115-124
愛知県立大学外国語学部紀要(言語文化)
巻: No. 43 ページ: 343-360
黒人研究(黒人研究の会会誌)
巻: No. 79 ページ: 63-75, 89, 109
Seijo English Monographs(成城大学大学院文学研究科論集)
巻: No. 42 ページ: 33-51