研究課題
基盤研究(C)
「回帰線」アメリカ文学という新たな概念を提示し、スペインとアメリカの植民を経たフィリピン、グアム、キューバ、プエリトルコから移民したアメリカ作家がなぜ故国表象にこだわるかを分析考察した。この文学ジャンルは、懐かしむが戻れない場としての故国、スペイン植民およびアメリカ植民への批判、アメリカ帝国主義の告発を基本的共通項とし、さらに分断・越境および混血というテーマの共通性が指摘できた。今後さらに有効かつ有益な移民文学分析概念になると考えられる。
すべて 2012 2011 2010 2009
すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (2件) 図書 (5件)
AALA Journal
巻: No.18 ページ: 55-63
巻: No.16 ページ: 47-57
巻: 14 ページ: 50-60