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2011 年度 研究成果報告書

ヨーロッパと『イリアス』理解の研究

研究課題

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研究課題/領域番号 21520310
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 ヨーロッパ文学(英文学を除く)
研究機関北海道大学

研究代表者

安西 眞  北海道大学, 大学院・文学研究科, 教授 (90143320)

研究期間 (年度) 2009 – 2011
キーワードヨーロッパ / アジア / イリアス / 古典文学の社会的価値
研究概要

『イリアス』はギリシア最古の叙事詩である。ルネサンス以降の「ヨーロッパ」人は、ギリシアを文化的な「父」と設定し、ヨーロッパという概念の中核として使った。そのことはギリシア最古の叙事詩研究を長期にわたって盛んなものとしてきたが(もちろんヨーロッパで)、同時に、同叙事詩理解を妨げてきたことも否めない。本研究は、研究代表者が、ヨーロッパ文化伝承の外にあるという自覚をもってすれば、従来ヨーロッパ人であるが故に理解を妨げられて部分に光があてられる、ということを示そうとした。その成果は着実に上がりつつある。

  • 研究成果

    (9件)

すべて 2012 2011 2010 2009 その他

すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (4件) 図書 (2件)

  • [雑誌論文] 英雄叙事詩を演じる英雄:Iliad 9.182.952012

    • 著者名/発表者名
      安西眞
    • 雑誌名

      フィロロギカ

      巻: 7巻 ページ: 51-76

    • 査読あり
  • [雑誌論文] アキレウスの盾の描写とアキレウス2010

    • 著者名/発表者名
      安西眞
    • 雑誌名

      フィロロギカ

      巻: 5巻 ページ: 46-48

    • 査読あり
  • [雑誌論文] Tetsuro Watsuji as one of the Pioneering Classicists in Japan and the Iliad

    • 著者名/発表者名
      Makoto Anzai
    • 雑誌名

      Japan Studies in Classical Antiquity

      巻: 1巻 ページ: 43-61

    • 査読あり
  • [学会発表] Homer and Hesiod on Two Societies : Hellenes and Barbaroi2011

    • 著者名/発表者名
      安西眞
    • 学会等名
      韓国ギリシアローマ協会主催第6回国際研究会
    • 発表場所
      際研究会、2011年10月22日、
    • 年月日
      2011-10-22
  • [学会発表] 『イリアス』9.182-1952011

    • 著者名/発表者名
      安西眞
    • 学会等名
      第11回フィロロギカ研究集会
    • 発表場所
      東京大学(駒場)
    • 年月日
      2011-10-15
  • [学会発表] 北海道大学+古典文献学研究会主催2011

    • 著者名/発表者名
      安西眞、Homer and Hesiod
    • 学会等名
      北海道大学夏期古典文献学国際研究集会
    • 発表場所
      北海道大学
    • 年月日
      2011-07-31
  • [学会発表] アキレウスの盾の描写とアキレウス2009

    • 著者名/発表者名
      安西眞
    • 学会等名
      第9回フィロロギカ研究集会
    • 発表場所
      東京大学(本郷)
    • 年月日
      2009-10-17
  • [図書] 近代精神と古典解釈2012

    • 著者名/発表者名
      安西眞,ほか
    • 総ページ数
      320(163-190)
    • 出版者
      財団法人国際高等研究所
  • [図書]2010

    • 著者名/発表者名
      安西眞,ほか
    • 総ページ数
      296(253-275)
    • 出版者
      北海道大学出版会

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公開日: 2013-07-31  

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