研究課題
基盤研究(C)
本研究の最大の成果としては、演劇研究においてしばしば乖離しがちな「テクスト研究」と「演劇実践」という二つの分野を連結させる試みを企画・実行したことであろう。演劇に関わる日本の若い世代の人たち(演出、俳優、研究など)がフランス人演出家とのワークショップでコルテス作品を体験したことは、研究の世界だけでなく演劇実践の世界にも刺激となったにちがいない。また、研究会を設置したことによって日本におけるベルナール=マリ・コルテス研究者の育成および発表の場を準備した。日本におけるコルテス研究の裾野を広げるための課題(翻訳の問題や、ワークショップ運営上の問題など)が明確になってきたことも成果の一つであろう。
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