研究課題
基盤研究(C)
東アジア系(日系、朝鮮系、沖縄系)移民の第二次世界大戦後の文学表現は、日本の近代文学・比較文学あるいは各国文学研究においては、特殊なものとして個別的にしか扱われてこなかった。本研究では、こうした文学表現を、日本とアメリカ合衆国の植民地主義と人種主義が生み出した環太平洋地域のディアスポラによる、共通した「根こぎ」の経験が普遍的に表されたものと捉え、関係史的な観点から新たな文学研究のアプローチを提示した。
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東京外国語大学論集
巻: 第86号 ページ: 1-15
東京外国語大学・総合文化研究
巻: 12号 ページ: 94-118
インパクション
巻: 174号 ページ: 44-52