研究課題
基盤研究(C)
『水滸伝』の版本は一般に(文)繁本と(文)簡本に大別され、多くの研究者は前者を後者より重視している。結果的に百二十四回本や八巻本、十巻本、三十巻本など重要な版本の研究が進んでいなかった。本研究はこれら(文)簡本を中心に調査分析を行ない多くの知見を得たものである。注意すべきは金聖歎による七十回本の独擅場とされる清代にも(文)簡本が版を重ねていたことで、この事実は当時の読者層の二極化を示唆する。
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人文科学論集<文化コミュニケーション学科篇>
巻: 第46号 ページ: 49-68
http://hdl.handle.net/10091/15660
巻: 第46号 ページ: 31-47
http://hdl.handle.net/10091/15663
日本中国学会報
巻: 第63集 ページ: 95-109
巻: 第45号 ページ: 1-17
巻: 第45号 ページ: 19-33
http://hdl.handle.net/10091/12808
中国古典小説研究
巻: 第15号 ページ: 89-106
巻: 第44号 ページ: 135-149
巻: 第44号 ページ: 41-54
http://hdl.handle.net/10091/10057
汲古
巻: 第56号 ページ: 24-29