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2011 年度 研究成果報告書

ビルマ文学史における日本占領期の研究

研究課題

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研究課題/領域番号 21520372
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 各国文学・文学論
研究機関大阪大学

研究代表者

南田 みどり  大阪大学, 世界言語研究センター, 教授 (80116144)

研究期間 (年度) 2009 – 2011
キーワード東南アジア文学 / ビルマ文学史 / 日本占領期 / 国際情報交換
研究概要

日本占領期(1942-45)は、文学史上見るべき作品のない「暗黒時代」であったと、ビルマ国内では位置づけられてきた。本研究は、日本占領期に出版された雑誌、単行本小説等を可能な限り収集した上で、第一に当時の文学が果たした役割をいくつかの側面から解明し、第二に作家協会機関誌『作家』の役割をも考察した。第三に、占領期にビルマ国内で活動した文学・出版関係者のリストと出版書籍のリストを作成し、今後の研への布石とした。また、日本占領期の遺産である検閲制度の現代文学への影響についても考察し、総じてビルマ文学史上空白であった日本占領期の意義と位置づけを明確にした。

  • 研究成果

    (10件)

すべて 2012 2011 2010 2009

すべて 雑誌論文 (7件) (うち査読あり 5件) 学会発表 (2件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] ビルマ作家たちの「日本時代」2012

    • 著者名/発表者名
      南田みどり
    • 雑誌名

      大阪大学世界言語研究センター論集

      巻: 第7号 ページ: 285-311

    • 査読あり
  • [雑誌論文] ルードゥ・ドー・アマーとは何者か2012

    • 著者名/発表者名
      南田みどり
    • 雑誌名

      アジア現代女性史

      巻: 第7号 ページ: 6-27

  • [雑誌論文] ビルマ語版『ビルマの竪琴』は何を語る?2011

    • 著者名/発表者名
      南田みどり
    • 雑誌名

      世界文学

      巻: No.113 ページ: 29-41

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 日本占領期におけるビルマ作家協会機関誌『作家』の役割について2011

    • 著者名/発表者名
      南田みどり
    • 雑誌名

      大阪大学世界言語研究センター論集

      巻: 第5号 ページ: 29-58

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 短編小説の語るビルマ文学最前線2010

    • 著者名/発表者名
      南田みどり
    • 雑誌名

      EX ORIENTE

      巻: Vol.17 ページ: 29-58

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 児童小説『ビルマの竪琴』考~日本占領期ビルマ文学研究の視点から2010

    • 著者名/発表者名
      南田みどり
    • 雑誌名

      日本翻訳家協会

      巻: No.190 ページ: 3-4

  • [雑誌論文] 日本占領期におけるビルマ文学-小説の役割を中心に-2010

    • 著者名/発表者名
      南田みどり
    • 雑誌名

      大阪大学世界言語研究センター論集

      巻: 第3号 ページ: 1-28

    • 査読あり
  • [学会発表] ビルマの竪琴考~日本占領期ビルマ文学研究の視点から2010

    • 著者名/発表者名
      南田みどり
    • 学会等名
      日本翻訳家協会総会第25回翻訳研究フォーラム
    • 発表場所
      学士会館(東京都)
    • 年月日
      2010-04-24
  • [学会発表] 大阪大学言語社会学会総会記念シンポジウム「世界文学の最前線」2009

    • 著者名/発表者名
      南田みどり
    • 学会等名
      21世紀とビルマ文学の未来
    • 発表場所
      大阪大学箕面キャンパス
    • 年月日
      2009-07-30
  • [図書] テインペーミン短編集2010

    • 著者名/発表者名
      南田みどり
    • 総ページ数
      260
    • 出版者
      大同生命国際文化基金

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公開日: 2013-07-31  

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