アフリのエイズの問題をより広い観点から包括的に捉えるために、雑誌やアフリカ文学からアフリカ人の声に耳を傾けて現在のアフリカのエイズ問題を改善する方策を探るのが全体の課題てす。 平成23年度は引き続き「雑誌とメディアからアフリカ人の声を聞く」という趣旨で、(1 New African)を軸にアフリカ人がエイズをどう捉えているのかに焦点をあてました。論文にまとめ、「『ニューアフリカン』から学ぶアフリカのエイズ問題」を大学英語教育学会九州沖縄支部ESP研究会の「ESPの研究と実践」第10号(2011年)に発表しました。 エイズとアフリカについての記事(10本)とジンバブエ滞在記(10本)を横浜の門土社のメールマカジン「もんど通信MonMondo」連載しました。連載は現在も継続中です。(門土社からは過去7冊(うち英文書4冊)の図書を出版してもらっていますが、近日刊行予定の『ナイスピープル』(Nice People)の翻訳の最終作業に入っていますが、まだ出版されていません。) まとめとして、11月26日に宮崎大学医学部でシンポジウム「アフリカとエイズを語る-アフリカを遠いトコロと思っているあなたへ-」を開催しまた。 私は「アフリカと私:エイズを包括的に捉える」を発表しました。 他の発表者と演題は以下この通りです。 服部晃好:「HIV/AIDSとアフリカ:東アフリカでの経験から考える」 山下創:「ウガンダ体験記:半年の生活で見えてきた影と光」 小澤萌:「ウニア体験記:国際協力とアフリカに憧れて」 天満雄一:「ザンビア体験記:実際に行って分かること」が発表 南部みゆきさん(同僚の講師)が司会進行役をつとめました。 毎日新聞の取材があり、翌日の新聞に報告記事「アフリカの現実を知って宮大医学部でHIVシンポ」が出ました。
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