研究課題
基盤研究(C)
ドイツ語史における開始相表現の用例を収集し整理してみると、様々な動詞が用いられてきたことが明らかとなる。特にwerden/beginnen/kommenは比較的多く用いられてきたが、gehenは開始相表現にはあまり用いられなかった。このような特徴は、言語類型として記述可能だと思われる。またwerdenの用法の変化などは、言語類型の変化として記述することが十分可能だと思われる。しかし言語類型の変化の理論の確立のためには、さらなる研究が必要である。
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