研究課題
基盤研究(C)
二つの音節が連続することによって生じる連音変化現象は、日本語の歴史においても、分節音・超分節音の双方にわたって指摘できる。しかし、文献資料の制約により、平安・鎌倉時代の実態については、ほとんど一次的な手掛かりが残存していない。そこで、平安・鎌倉時代の資料が豊富に残存する、真言・陀羅尼の訓点資料を調査し、和語的変化・字音語的変化・梵語音独自の変化を峻別することにより、和語・字音語の連音変化現象のデータを補完すべく、加点資料の収集・整理を行い、また、伝統的な悉曇学における連声学説との対照を行った。
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日本語の研究
巻: 第一〇巻二号 ページ: 90-91
訓点語と訓点資料
巻: 第一三二輯 ページ: 16-35
国語と国文学
巻: 第九一巻二号 ページ: 75-79
巻: 第一三〇輯 ページ: 1-18
國學院雑誌
巻: 第一一三巻七号 ページ: 53-57
ことばに向かう日本の学知(釘貫亨・宮地朝子編, ひつじ書房)
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巻: 第一二七輯 ページ: 200-209
巻: 第六巻三号 ページ: 51-58
巻: 第八七巻九号 ページ: 69-73
古典語研究の焦点(武蔵野書院)
ページ: 181-202