• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2011 年度 研究成果報告書

アスペクトに関与する、日本語の後置詞句の研究

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 21520479
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 日本語学
研究機関聖徳大学

研究代表者

北原 博雄  聖徳大学, 人文学部, 准教授 (00337776)

研究期間 (年度) 2009 – 2011
キーワード文法
研究概要

動詞句が表す事象(event)の内的構造、特に事象に終了時点があるかどうかについての研究は、従来、動詞の性質に基づいて行われてきた。例えば事象の終了時点に存在する場所を表す着点句は、日本語では(1)「駅に行く」は自然であり(2)「駅に歩く」は非文だが、英語では(3)" John went to the station"、(4)" John walked to the station"のどちらも自然である。この事実は従来、「行く」とgoは同じ性質を持つが、「歩く」とwalkはそうではないと説明されてきた。しかし、本研究では、(2)と(4)の適格性の違いを、動詞の性質の違いではなく、日本語の後置詞即ち助詞の「に」と英語の前置詞のtoの性質の違いから説明する。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2010 2009

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 日本語の空間表現の意味論・統語論2010

    • 著者名/発表者名
      北原博雄
    • 雑誌名

      フランス語学研究

      巻: 44巻 ページ: 114-116

    • 査読あり
  • [学会発表] 日本語の空間表現の意味論・統語論-「に」句の分析-2009

    • 著者名/発表者名
      北原博雄
    • 学会等名
      日本フランス語学会シンポジウム
    • 発表場所
      京大会館
    • 年月日
      20090000
  • [図書] 動詞の語彙概念構造と「に」句のスケール構造・統語構造に基づいた、結果構文のタイポロジー2009

    • 著者名/発表者名
      北原博雄、小野尚之
    • 総ページ数
      315-364
    • 出版者
      ひつじ書房

URL: 

公開日: 2013-07-31  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi