研究課題
基盤研究(C)
日本語の黎明期、文字を発明しなかった日本において、中国語文の伝来以降、どのように日本語の書記を獲得していったかについて、ナシ語の調査を手がかりにして解明した。今もナシ族の中に混在する書記言語と口頭言語の在り方を、ナシ族の詩人による歌謡の歌詞等の所謂万葉仮名のごときナシ語の歌詞を漢字音で記したものを題材にして、ナシ族にアンケート調査をし、その在り方を黎明期の日本語の書記言語の成り立ちに当てはめてみることによって、奈良時代の書記言語としての日本語のあり方を解明した。
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大美和
巻: 122 ページ: 2-9
萬葉
巻: 211 ページ: 1-14
日本語の研究
巻: 7-1 ページ: 1-14
国文学解釈と鑑賞
巻: 76-5 ページ: 99-107
古事記年報
巻: 52 ページ: 1-25
叙説
巻: 37 ページ: 155-165
巻: 205 ページ: 1-47