研究課題
基盤研究(C)
「意味的隣接表現の文法体系への取り込み」(元来別の表現分野に属する形式が,隣接の表現分野の基本的形式に代わるものとして用いられる現象)の例として,九州西北部方言の順接仮定条件表現形式「ギー」,引用・伝聞表現トイウ類の文法化形式,対称詞由来の間投助詞を取り上げ,用法・体系と変化プロセスを把握するための調査・分析・考察を行った。これにより,方言の文法体系のバリエーションの生じる過程と背景の一端を具体的に明らかにした。
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國學院雑誌
ページ: 112-12, 26-39