研究課題
基盤研究(C)
修飾句と被修飾語句とを合成するための付加操作の特性を分析し文法体系の仕組みを解明する研究を行った。従来、遅延的付加操作と呼ばれる操作は特殊なものと扱われてきたが、現行の文法理論(フェイズ理論)では統語構造の線形化条件や修飾関係の解釈条件などの存在と呼応して原理上許容されることを論じ、この遅延的操作による同一指示解釈有無の分析を通して、動詞句(vP)が統語操作の単位として活用されることを示し、フェイズ理論を支持した。
すべて 2013
すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件)
Bulletin of Yamagata University (Humanities)
巻: 第17巻第4号(発行予定)