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2009 年度 実績報告書

東アジア学習者を対象とする日本語教育における音声教育の方策に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 21520538
研究機関三重大学

研究代表者

福岡 昌子  三重大学, 国際交流センター, 教授 (70346005)

キーワード日本語教育 / 第2言語習得 / 破裂音 / 北京語 / 上海語 / 韓国語(ソウル方言) / MRI / EGG
研究概要

目的:破裂音を含めその他の音声についても東アジア日本語学習者の共通の誤用傾向があるため、『東アジア学習者を対象とする日本語教育における音声教育の方策に関する研究』として、東アジア日本語学習者において共通して誤用傾向のある音声要素を集め、集中的に分析し、指導に役立てるための視点からの分析および研究を行っていく。
平成22年度実施内容:
(A)東アジア言語の音声研究の動向:文献整理および東アジア言語の音声に関する実験音声学的研究の整理、さらに、北京語・上海語・韓国語・日本語破裂音の最近の動向を調べた(2009年10月~1月)。
(B)知覚関係((1)範疇知覚、(2)知覚訓練)
(1)上海、韓国において、初級レベルと中級レベルの学習者を対象に、VOTの異なる刺激音声を使って、有声破裂音か無声破裂音かの範疇知覚の実験を実施した(2010年2月~3月)。
(2)習得過程についての結果の整理と分析。
(C)fMRIの実験
(1)実験を行う倫理委員会に申請し許可を得た(2009年6月)。
(2)fMRIで、上海語話者の日本語破裂音、上海語の破裂音を撮像した。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2010 2009

すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 1件)

  • [雑誌論文] ボランティア日本語教師への内省とピア活動による実習研究2010

    • 著者名/発表者名
      福岡昌子・大野陽子
    • 雑誌名

      三重大学国際交流センター紀要 第4号

      ページ: 17-29

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 文化庁「生活者としての外国人」日本語教育事業における今後の課題―「三重大学ボランティア日本語講師養成講座」を通して―2010

    • 著者名/発表者名
      福岡昌子
    • 雑誌名

      三重大学国際交流センター紀要 第4号

      ページ: 83-93

  • [雑誌論文]2009

    • 著者名/発表者名
      福岡昌子, 他7名
    • 雑誌名

      日本語教育の過去・現在・未来(「第3部第2章 日本語学習者の表現意図と韻律の習得をめぐって」)(凡人社)

      ページ: 70-97(200)

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公開日: 2011-06-16   更新日: 2016-04-21  

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