平成22年度の研究成果 (1)実験のため実験施設の倫理委員会に継続して申請を行い、無事実験を終了することができた。 a.MRIや音響分析機器による指導調査 ・東アジア言語において、本実験で行う共通した誤用傾向を持つ音素のリスト・アップおよび被験者の協力を得た。次に、MRI調査(株)国際電気通信基礎技術研究所での実験や音響分析機器による分析を行った。 b.データによる指導調査 ・東アジア言語における音声の先行研究の整理、本実験で行う共通した誤用傾向を持つ音声のリスト・アップおよび文献や音声のデータ収集を行った。次に、母語干渉や指導についてデータの分析と整理を行った。 (2)国際学会で研究発表を行った。 福岡(2010)「東アジアの言語を母語とする日本語学習者の破裂音習得-言語類似性の視点から-」世界日本語教育大会(台湾)2010年8月 (3)論文にまとめることができた。福岡(2011)「中国(北京・上海方言)および韓国(ソウル方言)日本語学習者の破裂音習得-知覚と生成における共通性と相違性-」『三重大学国際交流センター紀要第6号』参照。
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