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2011 年度 実績報告書

留学生を対象とした日本語ライティングセンターの設立をめざす基礎研究

研究課題

研究課題/領域番号 21520552
研究機関静岡産業大学

研究代表者

谷口 正昭  静岡産業大学, 情報学部, 准教授 (60533213)

キーワード日本語教育 / ライティングセンター / アカデミック・ライティング / 日本語教授法 / 留学生
研究概要

平成23年度に実施した研究の概要は、以下の通りである(3か年計画の3年目)。
1、国内外のライティングセンターについての概要調査
(1)【教育史の概観】
米国においてライティングセンターが設立された70年代後半以降の文献資料等を収集し、ライティングセンターに関してどのような議論がなされてきたのか、どのような成果が得られ、どのような問題点が浮上したのか等について、概観した。また、国内における既存のラインティングセンターに関しても、文献資料等により、その設立の経緯を調査した。
(2)【ライティングセンターの視察調査】
ニュージーランドオークランド大学、オークランド工科大学等のライティングセンターを実際に視察し、どのような形態で組織運営がなされているかを多面的に調査した。具体的には、運営上の問題点(スペースの確保など物理的な側面、予算や教員の確保、他学科や学部との連携といった課題)、指導上の問題点(指導法、指導成果)などである。
2、ライティング指導に関する調査の実施と成果発表
(1)【留学生に対する聞き取り調査】
オークランド大学に在籍する日本人留学生を対象に、ライティングに関する諸問題について聞き取り調査を実施した。「書く」という作業を行う上で、留学生がどのような問題に直面し、どのような指導を必要としているか、また、日本において留学生を対象としたライティングセンターの設立を想定した場合、どのようなことに留意すべきか、といった事項についてインタビュー調査を行った。
(2)【研究成果の報告】
アメリカポートランド州立大学Shattuck Hallにて開催された2011 Japanese OPI Symposium(日本語プロフィシェンシー研究会国際シンポジウム)において、口頭発表を行った。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2011

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 「添削」を行わないライティング指導は可能か:米国ライティングセンターにおけるプロセス重視の指導2011

    • 著者名/発表者名
      谷口正昭
    • 学会等名
      日本語プロフィシェンシー研究会国際シンポジウム
    • 発表場所
      ポートランド州立大学(アメリカ)
    • 年月日
      20110800

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公開日: 2013-06-26  

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