研究課題
基盤研究(C)
言語処理にとって瞬時の注意の役割は重要である。ワーキングメモリ内の注意の役割に関して、逆ストループおよびストループの日本語版と英語版のテストを実施した。対象者は3種類のグループ(英語が外国語である日本人の大学生及び小学生、さらには英語の母語話者で日本語を外国語として学習している大学生)で、主な結果は次の通りである。(1)母国語の処理能力は、外国語と比較して両言語(日本語及び英語)の対象者にとって優位であった。(2)日本人の大学生の処理能力及び自動化は、日本人の小学生よりも優位であった。(3)自動化の特徴は3種類の対象グループにより異なった。
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Annual Review of English Language Education in Japan, 全国英語教育学会誌
巻: Vol. 22 ページ: 233-248
JLTA Journal, 日本言語テスト学会誌
巻: No.13 ページ: 127-143