研究課題/領域番号 |
21520564
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研究機関 | 茨城大学 |
研究代表者 |
上田 敦子 茨城大学, 大学教育センター, 准教授 (30396593)
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研究分担者 |
岡山 陽子 茨城大学, 大学教センター, 准教授 (20396592)
神田 みなみ 平成国際大学, 法学部, 教授 (20327125)
黛 道子 順天堂大学, 医療看護学部, 准教授 (30331391)
高瀬 敦子 近畿大学, 法学部, 講師 (60454633)
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キーワード | 多読 |
研究概要 |
本年度は研究の最終年度であるため、3年間のまとめを行い、また、それを外部に発信していくことを目標としていた。 1)京都で行われたThe First Extensive Reading World Congressでの発表、また、Asia TEFLでの発表などにより、それぞれの研究者のテーマごとの多読にかかわる発表を行うことができたので、達成できたと言えるだろう(神田:語数を記録する意義、黛:多読の素材と学習者のレベルについて、高瀬:教員と学生のモチベーション)。 2)多読に深く関わって研究を進めるハワイ大学Richard Dayのもとで発刊されている"Reading In A Foreign Language"においても論文を発表することができた(上田 : 多読とシャドーイングの効果について)。 3)JALT茨城のMini-Conferenceでは、地域の中学・高校・大学の教員の方を中心に、多読の指導の進め方を解説しながら、さらに学習スタイルとのかかわりを伝えることができた。ここでも、当初の地域の中・高の先生方に多読の効果を普及させる、という目的を果たすことができたと言える。 4)マニュアルを作成するというのが当初の目標であったが、2年目に高瀬、上田がそれぞれ多読・多聴に関する教員向け・一般向けの入門書、啓蒙書を上梓することができたため、それについては既に達成しすることができている。ついては、多読に関するより一般的なポータル的な手引き(リンク集)を用意することで、追加的なマニュアルの代わりとする。この手引きは、CD-ROMデータで作成したが、ポータルサイトとして平成24年上半期のうちに茨城大学内のサーバーにもアップロードする予定である。
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