研究課題
基盤研究(C)
今回の研究においては、効果的な多読授業について具体的な指導法の提案をし、普及につとめるという二つの課題があった。研究代表者及び分担者らは、平素から多読授業に携わり、授業での工夫を行っている。よって、普段の研究活動をより精緻に行うことで、成果を出すことができた。まず、指導法の具体的な提案としては、(1)記録をつけ、学生を観察することの意義、(2)指導者として教材研究の重要さ、(3)より平易なものを教材として用意することの重要性、(4)音声をともなった教材の重要性、そして(5)学生の多様性に対応できる授業内容 などについて代表者・分担者それぞれが成果をあげることができた。また、これらの結果をうけて多読に関する啓蒙書を3冊指導者向け・一般学習者向けとして執筆を行い、多読指導者や一般英語教員向けに発表の機会があったことで、啓蒙・普及にも貢献できた。
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PAC7 at JALT2008 : Shared identities : Our interweaving threads
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