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2012 年度 研究成果報告書

『日越辞典』編纂へ向けての基盤構築研究

研究課題

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研究課題/領域番号 21520565
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 外国語教育
研究機関茨城大学

研究代表者

村上 雄太郎  茨城大学, 工学部, 教授 (50239505)

研究分担者 今井 昭夫  東京外国語大学, 大学院総合国際学研究院, 教授 (20203284)
研究期間 (年度) 2009 – 2012
キーワード漢越語 / 漢語表現 / 対照言語学 / 文法化 / 言語接触
研究概要

本研究では、現代ベトナム語における漢越語の意味・用法の特徴を分析した。「漢越語」を、通時的には、1890年代や1930年代刊行の辞書における記述と関連させて考察し、また通言語的には、日本語だけでなく中国語とも比較しながら分析した結果、ベトナムへの和製漢語の伝播時期の他、日本語にもベトナム語にも使われるが、その意味が著しく異なる2音節漢語や、日本語の場合とは並び方が逆になる2音節漢越語の意味・用法を明らかにした。

  • 研究成果

    (8件)

すべて 2013 2012 2011 2010

すべて 雑誌論文 (6件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (2件)

  • [雑誌論文] 現代ベトナム語における漢越語の研究(4)ーベトナム語の文法的特徴を持つ漢語要素ー2013

    • 著者名/発表者名
      村上雄太郎、今井昭夫
    • 雑誌名

      東京外大 東南アジア学

      巻: 18巻 ページ: 27-40

    • 査読あり
  • [雑誌論文] ベトナム語の方向動詞 'vao' の文法化ー日本語の「こむ」との対照を試みて2013

    • 著者名/発表者名
      村上雄太郎
    • 雑誌名

      神戸市外国語大学アジア言語論叢

      巻: 9号 ページ: 5-20

  • [雑誌論文] 現代ベトナム語における漢越語の研究(3)-日本語の場合とは並び方が逆になる2音節漢越語2012

    • 著者名/発表者名
      村上雄太郎、今井昭夫
    • 雑誌名

      東京外大 東南アジア学

      巻: 17巻 ページ: 1-11

  • [雑誌論文] 現代ベトナム語における漢越語の研究 (2)-日本語にもベトナム語にも使われる「漢語」のうち、意味・用法の違うもの2011

    • 著者名/発表者名
      村上雄太郎、今井昭夫
    • 雑誌名

      東京外大 東南アジア学

      巻: 16巻 ページ: 17-39

  • [雑誌論文] 現代ベトナム語における漢越語の研究 (1)-ベトナムへの和製漢語の伝播状況2010

    • 著者名/発表者名
      村上雄太郎、今井昭夫
    • 雑誌名

      東京外大 東南アジア学

      巻: 15巻 ページ: 19-32

  • [雑誌論文] 方向動詞の文法化-ベトナム語の'den'(着く)の場合-2010

    • 著者名/発表者名
      村上雄太郎
    • 雑誌名

      神戸市外国語大学 アジア言語論叢

      巻: 8号 ページ: 65-82

  • [学会発表] 日本語の否定表現についてー「~わけではない」とベトナム語における対応表現2013

    • 著者名/発表者名
      村上雄太郎
    • 学会等名
      フエ外国語大学2012年度日本語教育セミナー
    • 発表場所
      フエ外国語大学(ベトナム)
    • 年月日
      2013-03-16
  • [学会発表] 日本語学習に役立つ「日・越辞典」の編纂に向けてー複合動詞"V+出す"と"V+RA"との対応関係の考察2010

    • 著者名/発表者名
      村上雄太郎
    • 学会等名
      筑波大学国際研究フォーラム「日本語学習辞書の開発と日本語研究」
    • 発表場所
      筑波大学会館
    • 年月日
      2010-12-11

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公開日: 2014-08-29  

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