• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2010 年度 実績報告書

日独通訳者養成から得られる知見・理論・専門用語データベース

研究課題

研究課題/領域番号 21520566
研究機関筑波大学

研究代表者

相澤 啓一  筑波大学, 大学院・人文社会科学研究科, 教授 (80175710)

キーワード通訳 / 専門用語データベース / ドイツ語 / ドイツ語教育
研究概要

本年度も通訳者養成の研修集中セミナーや月例会を継続的に実施しつつ、(1)通訳者が必要とする日独専門用語データベースの整備と公開(2)「誤訳データベース」の充実(3)日独通訳の立場から見た、「よい通訳とはどういうことか」に関する通訳・翻訳の理論構築の3点の研究を継続して行なった。研修セミナーについては8月に、現役通訳者たちのボランティア参加を得て、つくば市にある産業総合研究所の同時通訳ブースのある会議室と宿泊室を借りて2泊3日で行なった。
7月には昨年に引き続き、ハイデルベルク大学に研究交流を目的とする訪問を行なった(費用は本年度追加的に得られた今一つの人文分野研究のための科研から予算を使用した)。ハイデルベルク大学では、日本語も含めた通訳・翻訳者養成のマスターコースが誕生して1年を迎えるところであり、教授法に関する交流や、日独で共同に行えるプロジェクトの企画等を話し合い、実験的な共同授業も行なった。このときに限らず参加者たちとはさまざまに連絡を取り続けているが、データやインターフェースの共同化をめざして同大学とは今後も緊密な連絡を取り合うこととなった。
日独専門用語データベースについては、通常の独和辞典に収録されていないような用語を今後も集めるとともに、キーワード検索など使い勝手がよくなる方策を模索した。2月には他の外部資金も得て短期雇用を利用して集中的に作業を進めたが、所収単語量が膨大なため今後も継続して作業が必要である。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2010

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (2件)

  • [雑誌論文] Die Rolle von Deutsch als Wissenschaftssprache in Ostasien2010

    • 著者名/発表者名
      相澤啓一
    • 雑誌名

      RHODUS-Zeitschrift fur Germanistik

      巻: 第26号 ページ: 127-137

    • 査読あり
  • [学会発表] ドイツ語教育部会は誰(のため)のものか?2010

    • 著者名/発表者名
      相澤啓一
    • 学会等名
      日本独文学会
    • 発表場所
      千葉大学
    • 年月日
      2010-10-09
  • [学会発表] Die Rolle von Deutsch als Wissenschaftssprache in Ostasien2010

    • 著者名/発表者名
      相澤啓一
    • 学会等名
      東京ドイツ文化センター『学術における多言語の役割』
    • 発表場所
      東京ドイツ文化センター 招待講演
    • 年月日
      2010-04-02

URL: 

公開日: 2012-07-19  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi