研究課題/領域番号 |
21520571
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
數見 由紀子 金沢大学, 外国語教育研究センター, 教授 (40283147)
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研究分担者 |
大藪 加奈 金沢大学, 外国語教育研究センター, 教授 (30283146)
東川 浩二 金沢大学, 法学系, 教授 (60334744)
ERTL JohnJosef 金沢大学, 外国語教育研究センター, 准教授 (30507380)
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キーワード | 英語教育 / 交渉教育 |
研究概要 |
最終年度は前年度までの研究成果を基に、本研究の目的である、交渉教育を効果的に適用した英語教育法及び交渉力養成教材の開発に取り組んだ。教育法・教材開発のため、複数の教育実践を継続してデータを累積するとともに、交渉教育・法教育の情報も補充した。主な研究実績としては、当初計画の『教室で使えるネゴシエーション活動』の改訂に加え、新たな自己学習用教材の開発が挙げられる。新教材は、学習者が授業の交渉活動からより高い教育効果を得るための基礎固めとなる。以下に最終年度の研究活動の概要を示す。 [調査・情報収集]交渉教育・法教育の情報を補充し、教育法・教材開発に反映させた。 ・熊本大学大学院の交渉紛争解決・組織経営専門職コースに関する調査(東川、2012年2月) [教育実践・教材分析]学内外での教育実践をとおして教育法・教材の実効性を検証した。 ・法学部「外国法特講(交渉学)」(東川、2011年度後期) ・共通教育「英語II」(大藪、2011年度後期)※交渉活動をDVDに収録 ・NPO法人グローバルリーダーシップ・アソシエーション主催「『英語で交渉』セミナー」(數見・大薮、2012年3月) [成果発表]学生の英語交渉活動を分析し、「交渉力養成のための英語授業の可能性」として発表した。 ・大学英語教育学会第28回中部支部大会(數見・大藪、2011年6月) ・『JACET中部支部紀要』第9号(數見・大薮、2011年12月) [教育法・教材開発]大学の授業に最適化した英語交渉力養成の方策と教材の開発を行った。 ・教材集『教室で使えるネゴシエーション活動』の改訂(全員) ・オンライン自己学習用教材の開発(數見・大藪)※英語交渉で用いられる基本表現と母語話者の音声を収録 ここで得られた研究実績は、本研究にとどまらず、今後の英語交渉教育の研究発展にひろく貢献するものである。
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