研究概要 |
本研究の目的は、このPredictable Input/Outputの概念に基づく英語教育プログラムをコンピュータのオンライン上に開発し、その有効性を実証することです。英語教育プログラムをオンライン化することで、家庭学習が容易となり、教育現場が抱える「学生の学力差」を少しでも埋めることができた。 平成21年度から23年度までの目標は、本研究の有効性を納得させ得るだけの材料をコンピュータ上に作り出すことであった。具体的には、いままで研究を行ってきたPredictable Input/Outputに基づく英語教育教材をコンピュータ上に開発し、それを授業および家庭で実践することである。これにより、学生が日々英語に触れる時間がコンピュータ上に残り、学内で行われるTOEIC-IPテストを基準に具体的な英語力の効果検証を測った。 平成23年4月のTOEICの結果を元に、2つの国際学会で発表(査読有)が認められた。平成23年10月には、International Conference The 4th edition of the "ICT for Language Learning"(Florence,Italy)にて "Successfully Learning English in Japan with e-Learning in a Mass"を、また11月には、The 4th Biennial International Conference on the Teaching & Learning of English in Asia(TLEiA4)にて "Use TOEIC as leverage to cultivate and promote Japanese students' motivation to learn English in Japanese tertiary education."を発表することができた。
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