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2009 年度 実績報告書

電子ポートフォリオを利用した英語教師の学びと成長:ナラティブ生成と授業改善の支援

研究課題

研究課題/領域番号 21520633
研究機関兵庫教育大学

研究代表者

吉田 達弘  兵庫教育大学, 学校教育研究科, 准教授 (10240293)

研究分担者 今井 裕之  兵庫教育大学, 学校教育研究科, 准教授 (80247759)
柳瀬 陽介  広島大学, 教育学研究科(研究院), 准教授 (70239820)
玉井 健  神戸市外国語大学, 外国語学部, 教授 (20259641)
キーワード英語教育 / 教師教育 / ナラティブ / 電子ポートフォリ / 質的研究
研究概要

本研究は,教育や学習の質的な研究の枠組み基づき,英語教師が綴った「ナラティブ」をデータとし,それを解釈する研究である。学校教育現場で教える英語教師に研究協力者として参加してもらい,電子ポートフォリオに,教育実践をめぐるナラティブを綴ってもらい,これをデータとし,社会文化的理論に基づいて解釈,分析することで,教師の学びと成長の過程を明らかにし,その後の教師の成長と授業改善へ結びつけることを大きな目的としている。
今年度は,特に,ナラティブ生成を支援する電子ポートフォリオの開発・改善を行った。ウェブアプリケーションとして,Google Apps for Educationを活用し,ここにプライベートなナラティブを蓄積し,一部をメンバー内で共有し,批評し合う仕組みを構築した。さらに,綴られたナラティブに省察を加え,誰もが閲覧できるようにするため,ウェブアプリケーションの一つであるWordPress MUを導入し,ナラティブを公開する仕組みを整えた。
今年度は,研究の基盤整備に加え,ナラティブ研究についての知見を広めるための学会セミナーを関西英語教育学会および広島大学の柳瀬陽介氏が代表を務める科学研究費補助金基盤研究費(C)一般(「第二言語教育に特化した教師ナラティブ研究の理論的・実証的展開」)との共催で「ナラティブが英語教育を変える?!ナラティブの可能性」として2009年10月11-12日に神戸ユニティにて開催した。1日目は異なる立場から教師、研究者が今の英語教育について発言する形式、2日目は教師が自身の内面の声を言語化することの意味を考え,英語教育研究におけるナラティブの意味を議論する格好の機会を提供した。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2009

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] ナラティブ・アプローチから考える2009

    • 著者名/発表者名
      吉田達弘
    • 学会等名
      2009年度関西英語教育学会兵庫セミナー
    • 発表場所
      神戸市外国語大学・大学共用施設ユニティ
    • 年月日
      2009-10-11

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公開日: 2011-06-16   更新日: 2016-04-21  

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